忍辱、忍辱 [道心庵-迷いに導を探す草庵-]
忍辱。
いきなり書類の提出期限を設定され、情報もないのに間に合わせで書いたものに文句をつけられる。ほとほと書くのが嫌な書類だった。そもそも、僕が書く必要がない状態に追い込まれていたものなのに。
その情報を得るための取材は、その日にやっていたさなかに、この業界の風習ではあるが、なかば人格否定的な言葉を投げつけられる。こうした、どうでもいいような瑣事で一日を終わらせていく。全く以って不毛な日々。極まりない。
そんな日々に耐え忍ぶのも世の常のひとつ、と仏の道は説く。忍辱。これを疑ってはなるまい。
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